運動会③ 競技後半
今年の運動会は白組の優勝で幕を閉じました。
学校では、普段は競い合うことを積極的には行っていません。
でも、この日は、それぞれの競技で思い切り競い合いました。
その結果、勝ち負けという結果が生まれました。
勝った人たちはうれしかったことでしょう。
逆に負けてしまった人たちはとってもくやしかったことでしょう。
私は、一生懸命に戦ったみんなの姿から、勝ち負けを越えた、とても尊いものを感じました。
味方だけでなく相手も大きな声で応援する姿であったり、
自分がゴールした後に、まだ走っている人へ声援を届ける姿であったり、
転んでしまった友だちに手を貸して励まし、もう一度みんなで走り始める姿であったり、
馬跳びをひとりとばして跳んだことに気づいて跳び直す姿であったり、
誰も見ていないそのときも、自分の役目をきちんと務めるその横顔だったり、
後ろを振り返らず、手に渡されたバトンの重みと思いを受け取って走り出すその瞬間であったり、
いくつもの場面で、それらが感じられ、心を動かされました。