イノーベーターに出会う 後半 4年生
4年生社会科は「イノベーターに出会う」授業の後半。
2回の授業で4人の社会をより良くしようとする大人に出会いました。
藤原理奈さんは、自分が幼少から親しんだバレエ、ダンスのすばらしさをより広めるため、ダンサーを支える会社を経営する若き社長です。
昆虫食を広めるために様々な活動をしている「地球少年」篠原祐太さん。
はじめは驚いていた子どもたち。でも、丁寧に情熱的に語る姿に、子どもたちもひきこまれていきました。
自分の「好き」を大切にし、それを追い求め、仕事とした2人の姿に、子どもたちも自分の「好き」を思い浮かべていたようです。
「台所探検家」岡根谷実里さんは、世界各国の台所に入り、家庭料理を習うことから文化や歴史を学び、日本の人々に紹介する活動をしています。
その目的は、国々の食から、多様性と同時に普遍性を見出すことで、互いの理解を深めることにあるように感じました。
川岸亮造さんは、OFICCE DE YASAIというサービスを展開する会社を経営しています。
新鮮な野菜や果物を食べやすいパッケージにし、オフィスに運びます。
働く人が健康的な食生活を送ることで、社会が活発になることを目指しています。
「2人とも「食」に関することだ」という意見が子どもから出されました。
そして、「人を幸せにしようとしていることもいっしょだ」という意見も。
ああ、納得です。
3回の授業で、6人の社会をより良くしようとする大人と子どもたちは出会いました。
事業、活動は様々でしたが、その先に、「人々の幸せ」があることは共通だったように思います。
この授業をヒントに、子どもたちも「社会をより良くするアイデア」を考えます。
「社会をより良くするとは?」その問いから始めましょう。