桐朋学園小学校

桐朋だより

くじらぐも 1年生

秋らしい晴れたある日、普段は誰もいないはずの屋上から、元気な声が聞こえてきました。

見上げると、そこには1年生の姿が。

「天までとどけ、一、二、三。」

子どもたちの声が響きます。

 

国語の授業が行われていました。

「くじらぐも」という作品の音読。

大きなくじらぐもの背にのり、青空のなかをすすんでいくお話です。

 

この日のみんなの声が、きっと空のどこかにいるくじらぐもに届いたことでしょう。

次は屋上から空の中へ、くじらぐもが連れて行ってくれるかもしれませんね。

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燃え上がる炎は縄文のゆらめき 5年生 野焼き

今日は5年生が野焼きをして土器を焼きあげる日です。

今日のこの日のために、様々な活動をしてきました。

はじめは、夏休みの林間学校で訪れた考古館での縄文土器のスケッチ。

夏休み明けには、そのスケッチをもとに、自分なりの土器を形づくりました。

粘土が乾いただけでは土器とはいえません。

これを焼き上げなければ、強度が保たれないのです。

縄文人と同じように、自らの手で火を起こせるように、火起こしの練習もしました。

さあ、火はつくでしょうか、

と手に汗を握っていましたが、なんと10分足らずで木の摩擦を使って火をつけることに成功しました。

すごい!

 

燃え上がる火の熱さを肌で感じながら、少しずつ土器を近づけていきます。

炎が踊るようにゆれるたび、パチッパチッと音がたちます。

燃える木のにおいがします。

軍手越しにも温められた土器の熱さが伝わってきます。

今から何千年も前の私たちの先祖も感じたことを、時を越えみんなも感じたのです。

 

最後の焼き上げ、この日一番の炎が上がりました。

 

原初的な体験を通じ、私たちの心身に本来備わっている豊かな力、感性が刺激される1日になりました。

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「おねがいします!」 将棋の授業 1年生

北尾まどか女流棋士が1年生に将棋の授業をしてくださいました。

まずは将棋の歴史についてお話ししてくださいました。

みなさんは、将棋の元となったものが、どこの国で生まれたか知っていますか?

多くの1年生の子どもたちの予想は、中国。

でも、正解は・・・。ぜひ1年生に聞いてみてください。

そのあとは、どうぶつしょうぎ大会。

子どもたちに人気のどうぶつしょうぎ、実は開発したのは、今回来てくださった北尾棋士なのです。

将棋を知っていた子はもちろん、初めて将棋に触れる子も、どうぶつしょうぎに夢中になり、何度も何度も対局を経験しました。

「よろしくお願いします!」「負けました。」「ありがとうございました!」

3つのあいさつは、ちゃんと言えたかな。

私も将棋が好きです。ぜひ、今度指しましょう。

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桐朋学園小学校創立60周年記念式典・演奏会

先週の金曜日は学校の60周年を祝う日でした。

記念式典では、片岡先生のお話のあと、後藤先生が写真をスクリーンで見せながら、学校の60年を振り返りました。

60年という長い時間ですから、初めの写真が白黒だったように、もちろん多くのものが変わりました。

でも、遠泳や1年生送りといった、変わらないものもたくさんありましたね。

桐朋学園小学校に通う子どもたちの笑顔も変わらないのだと思いました。

きっと、写真には写らないけれど、変わらず在り続けているものがあるんじゃないかな。

みんなはどう思いますか。

 

後半は記念演奏会。

NHK交響楽団のメンバーが、この日のための特別編成で素晴らしい音楽を聞かせてくれました。

美しい音色を響かせるだけでなく、みんなへのお祝いのために、たくさんの工夫をしてくださった演奏会でしたね。

楽器とは思えないものまで楽器となり、それが曲に見事に調和することに驚きました。

前半の低学年の演奏会では、「星に願い」を伴奏してくださり、いつも以上にみんなの歌声がやわらかに聞こえ、講堂が温かな雰囲気に包まれました。

後半の高学年の演奏会では、急遽プログラムを変更し、予定にない曲の演奏もあり、時間をめいっぱい使った贅沢な会でした。

本校の60周年のお祝いにぴったりの、優雅で、豊かで、やさしさに満ちた時間でした。

演奏してくださったNHK交響楽団のメンバーの皆様、どうもありがとうございました。

 

60年前にこの学校ができたことで、60年後の今、君たちと会うことができました。

そのことを思うと、もう一度、心から、おめでとうと言いたくなります。

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ある日の学びの姿

来月の音楽会に向けて、出演学年は練習を重ねています。

今日の2年生は、音楽会の歌からイメージをふくらませて、それを描いています。

大好きな歌の歌詞をくちずさみながら、その世界に入っていき、自分なりに描き出していきます。

音楽会という行事から、音楽だけでなく、他の教科でも楽しく学びを深めていきます。

 

4年生の社会科では、消防と警察の学習のまとめが行われていました。

学んだことを、それぞれが考えた方法で発表し合います。

新聞やポスターに加え、劇や紙芝居、スクリーンを使った人形劇も。

発表の中に、しっかりと学んだことが組み込まれていること、そしてその発想の豊かさに驚かされました。

とてもうれしい驚きでした。(11月14日)

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久しぶりの笑顔・笑い声

入学試験に伴う自宅学習期間が終わり、子どもたちが学校に戻ってきました。

朝礼での片岡校長先生の話から1日が始まります。

久しぶりの笑顔に笑い声。

にぎやかさが心地よい。

 

今日は5年生が火起こしの練習をしていました。

来週は野焼き本番。

縄文人と同じやり方で火が起こせるようになるでしょうか。

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11月2日 20分休みの風景

入試に伴う自宅学習期間が始まる前日、11月2日は良く晴れた日でした。

20分休みに外に出てみると、思い思いの遊びに夢中の子どもたちにたくさん出会うことができました。

あたたかい陽の光を浴びて遊ぶ子どもたち。

秋の風景です。

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たちこめるにおい 染まる羊毛 4年生 草木染め

「先生、なんのにおい?」

図書室に行こうとしていた2年生に尋ねられました。

「なんのにおいだと思う?」

「分かんない。でも、変なにおい…」

「4年生に聞いてごらん。きっと教えてくれるよ。」

 

今日は、本館全体が独特の苦みのあるにおいに包まれました。

4年生の生活科の活動、羊毛の糸の染色です。

5月の西湖湖畔学校。その時に子どもたちが刈ってきた羊の毛。

学校で洗って、繊維をそろえ、それを糸につむぎました。

先週は、ばいせん剤をしみこませ、色をつきやすくしました。

今日は学校の草木で色をつけるのです。

においの正体は、学校の木の葉っぱを煎じているにおいです。

 

子どもたちが使った葉っぱは、青桐、いちょう、夏みかん、くまざさ、びわどくだみ、うめなどなど

どれも校内にあるものです。

葉の種類とばいせん剤の組み合わせで、染まる色は変わってきます。

緑の葉っぱを煎じた深い緑の液体から、思わぬ色の糸ができました。

まだまだ羊の毛を使った活動は続いていきます。

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高尾山のさらにその奥へ 中学年遠足

お出かけが続く秋の桐朋学園小学校。

修学旅行、低学年スケッチ遠足と続き、次は3・4年生の中学年遠足です。

 

高尾駅で集合し、電車で一駅、高尾山口駅で下ります。

「来たことあるよ。高尾山には何度も来たことあるもの。」

そんな声が聞こえてきます。

高尾山に登ったことのある子は大勢いるようです。

でも、今日は高尾山のてっぺんが目的地ではありません。

さらにその奥を目指していきます。

 

登山道は3年生と4年生の別々の入り口から入りましたが、途中でうまく合流しました。

高尾山の山頂をまく道を歩き、ついに奥高尾と呼ばれる場所へ足を踏み入れていきます。

3年生の目的地、一丁平に着くころには、「疲れたよー。」という声がたくさん聞こえてきました。

でも、4年生はそこからさらに奥の小仏城山を目指します。

 

それぞれの学年にあったコースを選びながら、山道を歩く体力と楽しみ方を身につけていきます。

 

さて、残るお出かけは5年生。来月、社会科見学が予定されていますよ。(10月26日)

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スケッチ遠足 1年生

桐朋学園小学校の秋は、お出かけの秋です。

修学旅行に出かけた6年生の次は、1・2年生のスケッチ遠足です。

目指すは多摩動物公園。

みんなでモノレールに乗って出かけました。

 

「動かないでよー。かわいく描くから。お願い!」

必死でお願いします。

そのお願いが届いたのか、ピタッと動きの止まるチーター。

種をこえて、気持ちが伝わった一瞬でした。

 

苦労してかきあげたスケッチをもとに、学校で版画の作品を作っていきます。

動物たちにも見せたいですね。(10月23日)

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