桐朋学園小学校

桐朋だより

響きあう2つの音色 1・2年生合同音楽

今日は、1・2年生の今年度最後の音楽の授業でした。

2学年合同で、曲を演奏することに挑戦しました。

1年生はお箏を、2年生はリコーダーを演奏します。

1年生も2年生も、緊張しながらも、なんだかうれしそう。

奏でられる音楽からも、そのうれしい気持ちが伝わってきます。

演奏の後は、2年生が1年生にリコーダーの仕組みや手入れの仕方を伝えました。

1年間、教室を並べて同じ北館で学びました。

明日は教室のお引越し。

2年生は本館に移ります。

北館でいっしょに学ぶ最後の日に、やさしい思い出ができました。

旅立ちの青空 卒業式 57期6年生

別れよりも旅立ちにふさわしい、どこまでも広がっていくような青空の日でした。

今日、若き鵬のひなたちが、桐朋学園小学校を巣立ち、青空へとはばたいていきました。

羽を休めたいときはいつでも戻ってきてください。

私たちは、桐朋学園小学校は、いつでもみんなを待っています。

古きを温ねる 3年生 郷土文化館見学

3年生の社会科でくにたち郷土文化館を見学しました。

3学期の社会科では、昔の暮らしを調べています。

図鑑などを利用し、子どもたちは「昔の道具事典」を作りました。

郷土文化館では、自分たちが調べた昔の道具が展示されていて、学芸員の方から説明をうかがったり、実際に触ることができました。

また、地元のお年寄りの方が来てくださり、質問にこたえてくださいました。

昔のことを知り、今の自分たちの暮らしが、これまでの暮らしの積み重ねの上にあると気づけたでしょう。

そして、これからの暮らしをどう積み上げていくか、それについて考えていきたいと思います。(3月1日)

クラブ活動 発表会

先週水曜日が5・6年生のクラブ活動の最終日でした。

クラブ活動は、6年生の子どもたちが中心となり、4月に立ち上がり、子どもたちの自主性を尊重しながら活動してきました。

一輪車部とダンス部では、活動の集大成として、それぞれ発表会を行いました。

舞台上に、いきいきとした子どもたちの姿が見られました。

どちらの発表会も講堂は満員で大成功。

来年はどんなクラブが立ち上がるのでしょうか。

3月8日 学びの風景

久しぶりに気持ちよく晴れた日。

それぞれのクラスでの学びの風景です。

卒業 遠足 6年生

遠足と聞くと、わくわくするもの。

でも、遠足の前に、卒業という言葉がつくと、どこかさびしさを感じずにはいられません。

先週金曜日、6年生は卒業遠足で昭和記念公園に出かけました。

広い原っぱでみんなでたくさん体を動かして遊びました。

みんなで遊ぶことは、当たり前のこと。

でも、そんな当たり前の日々の終わりが、もうそこまでやってきています。

来週15日金曜日が、卒業式です。

(写真撮影:6年生)

コミュニケーションを楽しむ 5年生 E.C.交流会

E.C.の授業では、英語のネイティブスピーカーの方を招いて、交流会を開きました。

今回は、ネイティブの方が、それぞれ趣向をこらしたアクティビティを用意してくださいました。

話される英語がすべて理解できるわけではなかったでしょう。

でも、授業のなかで慣れ親しんでいる表現や、理解できる単語をつなぎあわせることで、相手の伝えたい内容が少しずつはっきりとしていきます。

初めは緊張の面持ちだった子どもたちも、朗らかな雰囲気のなかで、笑顔で英語を口にしていました。

言葉の壁がゆるやかにくずれていく喜びを、穏やかに感じる時間でした。

1年間の感謝をこめて 大学通り清掃

この日は大学通り清掃の日でした。

学期に一度、みんなで、登下校路の大学通りの掃除をします。

毎日、何気なく通る道。

当たり前にあるものに感謝をする日でもあります。

丁寧に丁寧に、下を向いてひとつずつごみを拾っていきます。

かがめた腰が痛くなって、背伸びをして見上げた先に梅の花が咲いていました。

もうすぐ春が来ます。(2/21)

目が見えない世界 4年生 ブラインドウォーク

4年生の生活科では、障がいを持つ方から学ぶという単元を学習しました。

この日は目隠しをして歩くブラインドウォークと、それを案内するガイドウォークを体験しました。

歩きなれているはずの道も、目隠しをすると感じ方が大きく変わります。

音に敏感になり、足の裏の感覚に鋭敏になります。

普段は気にならない風の音が、くっきりと聞こえます。

見えていればすぐに気が付ける物も、つま先の感覚と、ガイドの言葉を頼りに、頭の中で形づくらなくてはなりません。

ブラインドウォークを体験した子は、それをいかしてガイドに挑戦します。

「階段です。何段あります。」

「木道に入るので、段差があります。」

考えて言葉をかけていました。

このあと、盲導犬と暮らす方のお話もうかがいました。

 

社会にある障がいをひとつずつ取り除いていきましょう。

そのために、自分たちにできることは何か、考えていきましょう。

創りあげた表現 発表会後半

発表会後半。

5年生は2クラスとも、自分たちで台本づくりから始める創作劇に挑戦しました。

 

1組は「鈴のなる時 ~人々の命を思う優しい心から平和が生まれていく~」。

谷保に今もある南養寺に、戦時中、区内から疎開してきていた小学生がいたという史実をもとに、物語が進みます。

現代と過去が折り重なりながらすすむ重厚な物語。

お話の鍵となるのは、さつきを思わせるスズです。

スズの動きの表現には驚かされました。

平和をテーマにした劇を子どもたちが作ったことを誇らしく思います。

 

2組は「3人のゼツメツ少年 ~ぼくたち今から居場所をさがします~」。

重松清さんの原作をもとに、子どもたちが編んだ物語。

どこかで見たような教室風景から舞台は始まります。

自分の「居場所」というテーマは、子どもたちにも私たちにも考えさせるテーマでした。

主人公たちの口にする「居場所」。

物語の途中で、その意味が変わったことに気づいたとき、大きな勇気をもらいました。

 

舞台にあがり演技をする役者だけでなく、照明や音響、演出も子どもたちが務めました。

すばらしい創作劇でした。

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