自然と学ぶ 2年生
良く晴れた朝のグラウンドで、2年生の子どもたちがしゃがみこんで何かを拾っています。
そばに寄ってみると、それはどんぐりでした。
秋をむかえた校内には、どんぐりがたくさん落ちています。
ひとくちにどんぐりと言っても、その姿かたちは様々で、分類表を片手に、どんぐり拾いに一生懸命。
たくさん拾ったどんぐりが、なんと算数の時間に活躍しました。
いちあたりの量という学習で、どんぐりを使って、実際に机の上にいちあたりの量を作っていきます。
テキストで学ぶよりも、実際に自分の手を動かし、指先で触りながら学ぶほうが、理解が深まる子どもも多くいることでしょう。
何より自分で拾ってきたどんぐりです。
いつも以上に集中して授業を楽しんでいました。
次は工作です。
どんぐりを専用の台にセットして、きりで穴を空け、ようじや竹串をさしていきます。
あっという間に、コマややじろべえ、トトロなどに、どんぐりは姿を変えていきました。
秋ならではの豊かな学びがありました。