桐朋学園小学校

桐朋だより

自然と学ぶ 2年生

良く晴れた朝のグラウンドで、2年生の子どもたちがしゃがみこんで何かを拾っています。

そばに寄ってみると、それはどんぐりでした。

秋をむかえた校内には、どんぐりがたくさん落ちています。

ひとくちにどんぐりと言っても、その姿かたちは様々で、分類表を片手に、どんぐり拾いに一生懸命。

 

たくさん拾ったどんぐりが、なんと算数の時間に活躍しました。

いちあたりの量という学習で、どんぐりを使って、実際に机の上にいちあたりの量を作っていきます。

テキストで学ぶよりも、実際に自分の手を動かし、指先で触りながら学ぶほうが、理解が深まる子どもも多くいることでしょう。

何より自分で拾ってきたどんぐりです。

いつも以上に集中して授業を楽しんでいました。

 

次は工作です。

どんぐりを専用の台にセットして、きりで穴を空け、ようじや竹串をさしていきます。

あっという間に、コマややじろべえ、トトロなどに、どんぐりは姿を変えていきました。

 

秋ならではの豊かな学びがありました。

運動会④ 子どもたちがつくる運動会

1年生から6年生までが一堂に介し、1日をかけて行う行事は、桐朋学園小学校では運動会だけです。

もっとも大きな行事といえるでしょう。

この行事を支えるのは、私たち教員ではありません。

それは6年生を中心とした係の児童たちです。

 

様々な係の子たちが役割を果たす姿を、写真で載せたいと思います。

彼らの力があって、運動会は成り立ちました。

桐朋学園小学校の運動会は、子どもたちがつくるのです。

 

保護者のみなさま、たくさんの応援、ありがとうございました。

運動会③ 競技後半

今年の運動会は白組の優勝で幕を閉じました。

学校では、普段は競い合うことを積極的には行っていません。

でも、この日は、それぞれの競技で思い切り競い合いました。

その結果、勝ち負けという結果が生まれました。

勝った人たちはうれしかったことでしょう。

逆に負けてしまった人たちはとってもくやしかったことでしょう。

 

私は、一生懸命に戦ったみんなの姿から、勝ち負けを越えた、とても尊いものを感じました。

味方だけでなく相手も大きな声で応援する姿であったり、

自分がゴールした後に、まだ走っている人へ声援を届ける姿であったり、

転んでしまった友だちに手を貸して励まし、もう一度みんなで走り始める姿であったり、

馬跳びをひとりとばして跳んだことに気づいて跳び直す姿であったり、

誰も見ていないそのときも、自分の役目をきちんと務めるその横顔だったり、

後ろを振り返らず、手に渡されたバトンの重みと思いを受け取って走り出すその瞬間であったり、

いくつもの場面で、それらが感じられ、心を動かされました。

 

運動会② 競技前半

運動会から一週間が経ちました。

子どもたちの日焼けした顔を見ると、あの暑い日の熱戦が思い出されます。

今回、ホームページのために、運動会の日に撮られた写真を見返していると、あることに気が付きました。

みんなが一生懸命だった競技中の写真には、笑顔が多く写っているのです。

力を出し切ることは、もしかしたらうれしいことなのかもしれません。

一生懸命さから生まれる喜びの笑顔、それに気づけて、思わず私も笑顔になりました。

歯を食いしばった顔も、それから笑顔も、どちらもとても素敵な大好きな子どもたちの表情です。

運動会① それぞれの演技種目

10月7日、青空の下、運動会が行われました。

 

1・2年生、3・4年生、5・6年生がそれぞれ演技種目を披露しました。

 

1・2年生はお気に入りのTシャツを着て、「ココロのちず」を踊りました。

歌を口ずさみながら踊る子もいて、楽しい雰囲気に会場が包まれました。

指を天に向かって指すポーズ、みんな、とってもかっこうよかったです。

 

3・4年生は「花笠おどり」。

山形の伝統的な民舞です。

練習のはじめには、4年生が3年生に踊りを教えました。

曲とはねる太鼓の音に合わせて、花笠があざやかに咲きました。

みんなの心がひとつになっていましたね。

 

5・6年生は「TOHOソーラン」。

前半は伝統的な北海道のソーラン節。

圧巻でした。

ニシン漁の漁師たちの力強さとしなやかさが、子どもたちの踊りで表現されていきます。

威勢の良さに、圧倒され、心が震えました。

後半は、高知の鳴子を使ったよさこいソーラン。

4つのクラスの子どもたちが全員で、波の動きのように、鳴子を頭の上で鳴らしていく流れの見事さに息をのみました。

すばらしい「TOHOソーラン」でした。

実りの秋 稲刈り 5年生

暑い8月、台風の9月を乗りこえ、桐の庭にある水田の稲が実りました。

6月の終わりの田植えから、5年生がずっと世話をしてきた稲。

当番を組み、暑い夏休みも毎日学校で水やりをかかさずに行いました。

今日はその稲刈りです。

田んぼに入るのは田植え以来。

裸足になった足の裏を、台風の雨のせいでぬかるんだ土がくすぐります。

ぐっとふんばって、腰をかがめ、稲の根元をしっかりとつかんで刈っていきます。

 

毎日食べるお米の姿に変えていくには、まだまだ作業が必要です。

まずは刈った稲穂をしっかり干します。

陽の光にしっかりあてたいのですが、あいにくの天気が続いているので室内干しです。

早くゆうやけに照らされる稲穂の姿が見たいと思います。

学びの風景

運動会が日曜に近づいてきたこのごろの子どもたちの姿です。

運動会の練習も、日々の授業も、真剣な横顔をたくさん見つけることができます。

運動会本番に向けて リハーサル

先週金曜日に運動会のリハーサルが行われました。

天気のすぐれない日が続いていましたが、この日は驚くほどの快晴でした。

普段の練習は小学校グラウンドで行いますが、本番は隣接する中高の大きなグラウンドを使います。

リハーサルで大切なことは、大きなグラウンドでの位置を知ること。

特に低学年、中学年、高学年、2学年ごとに踊る演技では、位置は大切です。

汗をかきながら、どの学年の子どもたちも、本番に向けた確認をいっしょうけんめい行いました。

委員会や係の高学年の子どもたちは、競技や演技以外も大忙しでした。

本番ではそれぞれの役目があります。

今日は、その役目、動きを本番さながらに行いました。

教員ではなく彼らが運動会を運営していきます。

次の日曜日はいよいよ本番。

てるてるぼうずにも活躍してもらいましょう。

 

運動会全体練習と昼休みの図書館

今朝は、10月7日の本番がせまってきた運動会のための全体練習でした。

みんなで、開会式で歌う小学校の歌と、エール交換、応援合戦の練習をしました。

応援の練習では、係の上級生たちの音頭で、みんなの声が大きくひとつになりました。

 

運動会が近づいてきて、練習も忙しくなってきました。

学校が行事前のあわただしさをまとってきた気がします。

 

お昼休みの図書室には、いつものおだやかな雰囲気がありました。

一息ついて落ち着きたいときは、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

運動会に向けて

3連休明けの朝は、運動会に向けた開会式・閉会式の行進練習でした。

運動会で、全校のみんながいっしょになって行うプログラムは、開会式・閉会式とフォークダンスです。

運動会本番は、全校のみんなの清々しい行進から始まる1日にしたいなあと思っています。

練習のときにも同じ話をしたところ、1年生から「清々しい」ってどういうこと?と質問を受けました。

清々しい(すがすがしい)とは、心に気持ちのよい風がふくような、そんなさわやかな様子をいいます。

どうしたらそんな行進になるんだろう。

運動会までまだ時間あります。ぜひみんなで考えてみましょう。

COPYRIGHT © 2017 TOHO GAKUEN PRIMARY SCHOOL. ALL RIGHTS RESERVED. ページトップへ
テキストのコピーはできません。