桐朋学園小学校

桐朋だより

胸に抱くあたたかさ 1・4年生 ふれあい動物園

この日は4年生が1年生に学校の飼育動物の紹介をするふれあい動物園が開かれました。

4年生は4月から飼育係として、交代で動物たちの世話をしています。

係が始まってから、まだ2ヶ月しか経っていませんが、チャボを抱き上げるその姿は堂々としたものです。

チャボを興奮させない様に、やさしくなでながら、1年生と目線を合わせるようしゃがみます。

「同じようになでてごらん。」と4年生。

おそるおそる手を伸ばす1年生。

「大丈夫だよ。こわくないから。」

「うん… あ、あったかい。」

 

慣れてきた1年生がチャボをだっこしました。

チャボも気持ちよさそう。

チャボたち、にわとりのリオ、うさぎのさくら、ヤギのさつき。

学校にいる動物たちと仲良くしていきましょう。(6月4日)

 

いくつもの学びと出会う午後1時半

朝から雨の1日でした。

お昼のあとの5時間目。

校内を歩くと、いろいろなことを学んでいる子どもたちに出会うことができました。

高らかに響く歌、1年生は一足先に休み時間でボードゲーム、図工室では電のこの音が響きます。

肩を寄せ合ってホワイトボードにインタビューの結果を書きこむ子たち、廊下にはモーターカーが走ります。

難しい算数に挑む子の眉間には集中を物語る皺、隣の部屋では農作物の新聞を書く準備をしていました。

かいこを観察する視線には愛着が浮かび、理科室では色水を吸い上げた植物の輪切りとにらめっこ。

そして、友だちの書いた詩を読む横顔。

同じ時間に同じ屋根の下、学びはとても大きく広がっていました。

生活とともにある美しさ 日本民藝館見学 5年生

5年生は駒場にある日本民藝館に見学にでかけました。

まずは民藝館の初代館長、民藝運動の祖である柳宗悦が生活した西館を見学します。

和洋折衷が調和した食堂や障子の幾何学的なデザイン等、生活とともにある美しさに触れました。

本館に移動し、展示された民芸品を見て回り、心に響いたものを選んで、スケッチをします。

静謐な空間の中で向かい合い、じっくり描いたものは、日々の生活で実際に使われてきた民芸品です。

使う人のことを考え、心をこめて作られたものに宿る「用の美」を、子どもたちも感じたことでしょう。

この見学を通じて、身近なものの見え方が少し変わっていくかもしれません。

Wiggle wiggle E.C. 低学年

渡り廊下を歩いていると、中庭から耳慣れない言葉が聞こえてきました。

賑やかで楽しげな声に誘われて、教室をのぞくと…

「Wiggle wiggle…♪」

子どもたちが英語の歌に合わせて、身体をくねくねさせています。

今年から、低学年でもE.C.(English communication)の授業が始まりました。

初めのうちは、歌やゲームで英語のリズムに慣れていきます。

「I’m a rabbit!」

笑顔のうさぎさんたちが、教室いっぱいに飛び跳ねています。

わたしもうさぎになりました。なれていたかな?

 

緑のなかでたくさん遊ぶ 4年生 西湖湖畔学校 後半

西湖湖畔学校の3日目は、スケッチの日です。

スケッチ道具を持って、近くのグラウンドにでかけました。

目の前には豊かな緑と青空、白い雲が広がります。

それはそれは気持ちの良いながめに、子どもたちの創作意欲が大いに刺激されました。

そして、この日もまた、午後は緑の原っぱにとびだして遊びの時間です。

遊び疲れた(疲れることはない!という声も聞こえそうですが…)子どもたちに、とっておきのおやつが。

それはソフトクリーム!

夜はキャンプファイアーです。みんなで火を囲みながら、ここでもたくさんのお楽しみがありました。

遊びに遊んだ湖畔学校最終日。

牧場に行き、羊のトマトの毛刈りをしました。

ご主人のお手本を見た後、ひとりひとりが少しずつ、トマトの伸びた毛を刈っていきます。

みんなが思っていたよりずっと多くの毛を刈ることができました。

トマトの毛とたくさんの思い出をおみやげに、国立に帰ってきました。

緑のなかでたくさん遊ぶ 4年生西湖湖畔学校 前半

5月22日から25日まで、4年生は西湖湖畔学校に出かけました。

バスに乗って宿舎に着くと、目の前が西湖です。

西湖の向こうの富士山が美しく水面にも映り、2つの富士山に見守られながら湖畔学校がスタートしました。

 

この湖畔学校の1番の目的は、遊び浸ること。

宿舎のうらには芝生の原っぱが広がります。

子どもに原っぱ、それは鬼に金棒をこえるような力強い組み合わせです。

初日からめいっぱい子どもたちは遊びました。

2日目はハイキング。午後に天気がくずれたせいで、予定より短い行程となりましたが、そのぶん、宿舎でたっぷりと遊びの時間。

笑顔 笑顔 笑顔 どこを見ても笑顔だらけの前半2日間でした。

英語で日本の遊びを伝える E.C.交流会 6年生

ネイティブの方を招いて、交流会が開かれました。

今回は、何かを習うのではなく、子どもたちが日本の文化を英語で伝える会でした。

あやとりに福笑い、だるま落とし、あっち向いてほい、けん玉などむかし遊びを伝えます。

言葉と身振り手振りを交えていっしょうけんめいに伝えていきます。

そもそもが楽しい遊びです。

気がつくと笑顔にあふれていました。

伝えること、同じ気持ちを共有すること、そのような経験をした交流会でした。

問いを生み出していく 3年生 社会科

3年生の社会科では、月末に行く図書館見学に向けて、「質問づくり」のワークショップを行いました。

「図書館」というテーマをもとに、他の人のアイデアを尊重するためのいくつかのルールを守りながら、できるだけたくさんの質問を作っていきます。

与えられた問いの答えを探すのではなく、問いそのものを生み出していくための練習です。

4人1組で、大きなホワイトボードにたくさんの質問を書きだすことができました。

木曜日が見学です。

問いの答えを見つけることはできるでしょうか。

深い緑のなかへ 遠足 低学年・高学年

5月は2つの遠足がありました。

 

まずは11日。高学年の倉岳山遠足です。

頂上への最後の登りが、とても手ごたえのある山です。

夏に天狗岳登山をひかえている5年生にとっては、その力をつけるための、

6年生にとっては全員での最後の登山でした。

 

低学年は25日に初沢山へ。

高学年遠足に比べれば、楽な道のりに思えますが、1年生にとっては、桐朋学園小での登山の最初の一歩と言えます。

平らな道では、昨年も登った2年生が、ペアの1年生の手をやさしくひく姿も見られました。

 

中学年は遠足ではなく、3年生は御岳、4年生は西湖での宿泊行事があります。

ここでも登山をします。

桐朋学園小学校にとって、5月は、深い緑のなかへ出かけ、いただきを目指していく季節なのです。

初めての宿泊行事 3年生 御岳林間学校 後半

御岳林間学校、2日目の午後にやっと雨が上がりました。

急いで準備をして、近くの長尾平までみんなでハイキングです。

長尾平につくと、そこは山の斜面にぽっかりとあいた開けた場所。

格好の遊び場所です。

ここまで雨のせいで外に出られなかった子どもたちは大喜び。

「やっほー!」

声も伸びやかです。

 

夜はお楽しみ会。

子どもたちと先生が用意したレクリエーションで、大いに盛り上がりました。

声を出さないアクティビティ。

言葉に頼らず仲間を探すことに成功して、

「声を出していいですよ。」

の合図とともに大歓声。

みんなの気持ちがひとつになった瞬間でした。

 

くたくたになるまで楽しんだ1日。

寝息が聞こえてくるまでの時間がとっても短かったです。

 

最終日は多摩川の河原の公園で石の採集。

理科の授業で観察をする予定です。

 

初めての宿泊行事を終えました。

2泊3日、いっしょに過ごす中で、みんなの成長を感じました。

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