桐朋学園小学校

桐朋だより

初めての宿泊行事 3年生 御岳林間学校 後半

御岳林間学校、2日目の午後にやっと雨が上がりました。

急いで準備をして、近くの長尾平までみんなでハイキングです。

長尾平につくと、そこは山の斜面にぽっかりとあいた開けた場所。

格好の遊び場所です。

ここまで雨のせいで外に出られなかった子どもたちは大喜び。

「やっほー!」

声も伸びやかです。

 

夜はお楽しみ会。

子どもたちと先生が用意したレクリエーションで、大いに盛り上がりました。

声を出さないアクティビティ。

言葉に頼らず仲間を探すことに成功して、

「声を出していいですよ。」

の合図とともに大歓声。

みんなの気持ちがひとつになった瞬間でした。

 

くたくたになるまで楽しんだ1日。

寝息が聞こえてくるまでの時間がとっても短かったです。

 

最終日は多摩川の河原の公園で石の採集。

理科の授業で観察をする予定です。

 

初めての宿泊行事を終えました。

2泊3日、いっしょに過ごす中で、みんなの成長を感じました。

初めての宿泊行事 3年生 御岳林間学校 前半

3年生は奥多摩の御岳に2泊3日の林間学校に出かけました。

出発当日は残念ながら雨降り。

でも、みんなでの初めての宿泊行事。

子どもたちの表情から、楽しみなワクワクの気持ちと、ちょっぴり心配なドキドキが伝わってきました。

 

山のふもとでバスからケーブルカーに乗り換えて、ぐんぐん登っていきます。

宿舎である御岳山荘は武蔵御岳神社のそばに江戸時代からある宿坊。

建物にも歴史が感じられます。

 

初日は予定を変更して、ビジターセンターでのクラフトづくり。

枝を輪切りにした台に、ボンドを使って木の実を盛り付けていきます。

みんな楽しそうに一生懸命に作りました。

立体的で大胆な作品が多く見られました。

 

夜は宿のご主人が雅楽を聴かせてくださいました。

見たこともない楽器に独特の拍の取り方。

神社の宿坊ならではの貴重な経験です。

 

班ごとに入るお風呂では、公共のお風呂の入り方のマナーを学びます。

お風呂場でしっかり体をふいたかどうかは先生がチェック。

これがなかなかきびしいのです。

食事の配膳は食事係の役目。

食器を置く位置も考えながら、全員分の配膳を行います。

寝る前のふとんしき。初めて経験する子も多くいました。

2人一組で、シーツを広げ、はみ出たところは巻き込ませて…

大広間でみんなで寝るのが、この御岳林間学校の伝統です。

初めての宿泊行事の1日目、これから6年生まで続く宿泊行事の基本を学ぶ1日となりました。

 

 

翌日も残念ながら雨降り。

午前中は神社への散歩と、おみやげを買いにいきました。

限られたおこづかいで欲しいものを手に入れられるかどうか。

頭の中で値段と相談するその表情は、これまでで一番真剣だったかもしれません。

 

 

5月15日の学びの風景

良く晴れた日でした。

それぞれのクラスでの学びの風景です。

2年生から1年生に ラジオ体操の練習

この日、2年生はとても張り切っていました。

なぜなら1年生にラジオ体操を教える日だからです。

この日に向け、体育の授業で練習を重ねてきました。

いよいよ本番。

実際に教えてみると、想像していたようにはいかないこともありました。

でも、教えたことを1年生ができたときは、自分ができるよりもうれしく思いました。

 

練習のかいあって、1年生も毎朝の体操の列に加わるようになりました。

2年生、ありがとう!

(5月1日)

心をこめてゴシゴシゴシ 6年生 プール掃除

週明けの月曜日のプール開きにむけて、6年生と教員でプール掃除を行いました。

最後のプールの授業から、半年以上が経ったプールは…

「うわー!」

子どもたちから思わず大きな声が出ました。

でも、来週からみんなで使うプールです。

「これまでの6年生もこんなふうに掃除してくれていたんだな。」

そんなつぶやきも聞こえてきました。

掃除を始めて1時間が経つころには、目立つよごれはすっかりなくなりました。

 

月曜日はプール開き。6年生に感謝し、今年もプールの季節を始めたいと思います。

階段をおりた先に 4年生

社会科で水のことを学習している4年生は、この日、学校の水の秘密にせまりました。

これまでの学習で、小学校の本館と北館を合わせて、なんと○○○個もの蛇口があることが分かりました。

(答えはぜひ4年生に聞いてみてください。)

それだけ多くの蛇口に、いったいどうやって水を送っているのでしょうか。

実は桐朋の水の秘密は、中高事務室の地下にあります。

管理をしている大石さんに、特別に案内してもらいました。

多くの驚きと発見があったのですが、これからそれを学ぶ人たちのために、内緒にしておきます。

当たり前の生活を支える特別な仕組みを知る1日となりました。

優しく見守るまなざし 1・5年遠足

4月の終わりに1年生と5年生は昭和記念公園に遠足へでかけました。

1年生送りをしたペアでいっしょに遊びます。

いつもは元気いっぱいに遊ぶ5年生が、今日は自分が遊ぶより、1年生を見守ることを優先しています。

ブランコを後ろから押してあげる姿は、まるで本当の兄弟姉妹のように見えました。

「うれしかった。1年生が楽しそうだったから。」

はにかみながら、5年生がそんな感想を述べました。

動物たちのお世話 飼育活動 4年生

「ぼくは、走った。息が切れて苦しかった。

でも、ぼくは走り続けた。

今日は、ぼくのはじめての飼育当番だからだ。」

こんな書き出しの日記が、4年生の学級通信にのりました。

 

小学校で飼育しているチャボやうさぎ、にわとり、やぎのお世話は、4年生の役割です。

張り切って活動をしている姿を毎朝見ることができます。

1年間、今の気持ちを大切に活動を続けていってください。

 

みんなの人気者のやぎのさつきは、5月2日で1歳になりました。

さつき、おめでとう!

足のうらで感じる土のやわらかさ 土づくり 3年生

「うわあ!やわらかい!」

「ふかふか!」

今日は畑の土づくりの日です。

はだしになって畑に入った3年生から歓声があがりました。

「それじゃあ、これから肥料をまきます。肥料はたいひ、油かす、ぎゅうふん、けいふんです。」

「えー!ふん!?さわりたくないよ。くさいんでしょ。」

たしかににおいのある肥料です。

でも、初めはいやがっていた子どもたちも、気が付くと笑顔で畑に肥料をまいていました。

 

ふだんの生活で排出されたものが、おいしい野菜を作るための肥料にかわる。

自然や生活における循環については、これからの理科や生活の授業で学んでいきます。

畑ではこれから、多くの作物を作っていきます。(4月20日)

 

空を泳ぐこいのぼり

雲一つない晴天に恵まれたこの日、朝から学級委員の子どもたちがグラウンドに集まっていました。

こいのぼりをあげるためです。

5,6年生の委員の子どもたちが、悪戦苦闘しながら、何とかあげることができました。

 

こいのぼりは、川をのぼり、滝をのぼった鯉が龍になるという言い伝えが由来と聞いたことがあります。

でも、今日の空は、滝というより、本来鯉はいないはずの、雄大な大海原を思わせる空でした。

どこまでも広がる大海原を、ゆうゆうとおおらかに泳いでいく。

そんなこいのぼりの様子は、どこか本校の子どもたちに似ているような気がしました。(4月26日)

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